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10年ぶりにバイトをしたが体を壊した

結婚してからずっと引きこもり生活でした。専業主婦、と言ったら聞こえが良いのですが、家事をカンペキにこなす。その当たり前の事がやれるものでは無かったのです。駄目な妻。 「いいや、もうそれで」 そんな後ろ向きの生活が10年も続いたんですネ。いや10年、もう!?と気付いた時、愕然としました。自分自身では10年前の感覚が抜けていません。現代の浦島太郎か? 10年経ったわたしが派遣会社へ行き登録をしました。 「職歴?そんなん、あったものじゃ無いよ」 履歴書不要。ただただそこに惹かれてしまい、派遣のバイトを選んでしまうあたり。見た目はもう、いいオバサンになっているのに。まだイケてるかもしれないじゃないか。の勢い。しか無かったのです。  結果。なァにも出来ない、現場シロウトのオバサンが、行くところ行くところで手際の悪さ情けなし。打ちひしがれ。本当に、派遣の社員さんには泣きついてしまいました。泣きじゃくりながら 「む、むゥ、ムリなァんでェ、すゥうあぁあ~!」 とかって。派遣社員さんはもちろん、わたしより若いし、落ち着いていらして声もまたしっとり。お優しかったのですが暗に (取り決めた仕事は出てくれ) (遅刻だけはしないでくれ) (無断欠勤はご法度だよぉおおお~!) 無言の威圧。怖いですね。若い社員さんの手前また、見栄を張って慣れない立ち仕事を頑張ってみた。  1週間も経たぬ内に早速、熱風邪に見舞われた。 現場の監督さんと、派遣社員さん。今でも、その対応を思い出すに付けやっぱ世間は鬼ばかりかぁ。昔話に出て来る鬼ってこの事なのかなァ。 けど、そんな鬼ばっかりの仕事場であっても。信じられない程多くの、特に女性たちが働いていた。やっぱり女性は家庭オンリーでは輝けないものなのか。  現に、わたしも。いくら 『出来損ないの、社会にも出られない弱虫』 ってののしられようとも。やっぱり、表の空気に触れるだけで気分が変わると知った。冷たく厳しい風が吹く、広い社会の何処かに居場所が見つけられる事。それは当たり前なのでは無く、そこに居る、っていう根性も大事なのね。たぶん。

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